n-spec's diary

ハードルアー大好き!おっさんのバス釣りとバスボートのあれこれ

水圧

オプティマックス150オーバーヒート警告点検、修理

症状はデットスローで航行中やデットスローから立ち上がりの時にオーバーヒートの警告が出るって奴で、知り合い同業者でもたまに有る症状で本当に厄介な現象です。

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2.5リッター・V-6のポンプは吐出量が少なく低回転時の水圧が上がりにくい形状、素材も固めで、癖がつきやすいです。シーズンオフで半年近くエンジンを回さないとしっかり変形してしまい水圧が低めになりがちですので、寒い季節もちゃんと月一位でエンジンを回して魚探かけでもして来たるべきシーズンにむけてスポット(ポイントだと岬になっちゃうからね)探しをしておきましょう。ちなみに産卵床はネストではなく、床だからベットが正解!ネストだと巣になっちゃうからね。

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インペラーを交換して、コンプレッサー周りやサーモのチェック、配管類の状態などを確認してエンジン始動!DDTと言う診断機を当てて各センサーの数字を確認します。今回も規定値にしっかりとはいっています。が、少し水圧を高めにするためにチョットした細工を施します。

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水圧コントロールをしているポペットバルブと言われる部分ですがここに少し手を加えて完了です。ちょっとシビアな部分ですのでやりすぎると排気温度が高くなりすぎて不具合が出てしまいます。これで後は乗ってみてって感じです。